ブログBLOG

SEARCH

「窯業系サイディングのメリット・デメリットと選び方」

「窯業系サイディングのメリット・デメリットと選び方」

福島市に限らず全国的に現在8割以上の住宅に使用されていると言われるサイディング。
サイディングにはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。中でも窯業系サイディングは耐久性やデザイン性に優れ、多くの住宅で採用されています。この記事では、窯業サイディングの種類や選び方について詳しく解説し、サイディング選びをサポートします。どんなサイディングが家に最適なのか、長期的に満足できるサイディングを選びましょう!

1. 窯業系サイディングとは?

窯業系サイディングは、セメントや繊維質の材料を主成分とした外壁材で、耐火性や耐久性が高い特徴があります。さらに、デザインも豊富で木目調や石材調など多様なデザインに仕上げることができるため意匠性にも優れています。現在住宅の外壁材として最も多く使用されています。

2. 窯業系サイディングのメリット

窯業系サイディングのメリットとして以下の事が挙げられます。

・耐火性が高い
窯業系サイディングは耐火性に優れ、不燃材として認可されています。おおよそ40分~60分の間炎を遮ることができるとされており、火災の被害を少なくすることができます。

・デザインが豊富
外壁のデザインが豊富な点も窯業系サイディングの魅力です。木目調、石材調、タイル風、コンクリート柄などのデザインも可能で、住宅の外観を個性的に仕上げることができます。

・初期費用が安く済む
もちろんメーカーや仕様によって窯業系サイディングの中でも差はありますが、タイルや塗り壁に比べて安価となる場合がほとんどです。

・キズが目立ちにくい
デザインにもよりますが窯業系サイディングは多少のキズであれば目立ちにくく、また補修もしやすく似た色の塗料があれば簡単にできてしまうことが多いです。

3. 窯業系サイディングのデメリット

・割れやすい
窯業系サイディングはセメントと繊維質を組み合わせた素材であるため、強い衝撃にはあまり強くありません。地震などの揺れによりひび割れが生じることがあります。

・重量がある
窯業系サイディングは、45㎝×300㎝の板1枚で約20㎏前後と他の軽量な外壁材に比べると重いため、構造の強度も確認する必要があります。

・メンテナンスの頻度が高くなる場合がある
窯業系サイディングは水との相性が悪く、凍害が起きやすい外壁材です。なので一般的に10~15年で塗装などのメンテナンスが必要になります。最近では塗膜に20~30年保証が付いた商品も発売されていますが全く劣化しない訳ではなく、定期的なメンテナンスが重要です。

4. 窯業系サイディングのメーカー

窯業系サイディングを取り扱っているシェア率の高い代表的なメーカーをご紹介します!
下記名前をクリックするとリンクに飛びます↓

5. 窯業系サイディングを選ぶポイント

窯業系サイディングを選ぶ際には、長期的な視点で耐久性とメンテナンス性を重視することが重要です。特に、立地条件や気候条件に応じた製品選びを心掛けましょう。
また外壁のデザインはとても豊富で予算を抑えて好きなデザインを選べるので、予算内で最適な選択をするために窯業系サイディングを選ぶのも良いのではないでしょうか。